ヨーグルト卵焼きの作り方を紹介します。
卵焼きをふっくらさせるには「蛋白質の熱変性を遅らせる」か「水分量を増やす」ことが効果的です。前者は甘い卵焼き、後者はだし巻き卵が代表的な例です。今回紹介する卵焼きは、砂糖とヨーグルト、日本酒によりふっくらさせます。
また、ヨーグルトを入れることにより味が複雑になります。
ヨーグルト卵焼きの材料は?
ヨーグルト卵焼きの材料です。
お弁当に入れる場合、一人前当たり卵1と1/2が目安になります。お弁当1つであれば卵2個、2つであれば卵3個といった具合です。私は一人前で作ることが多いために卵2個のレシピを紹介しています。
その場合の卵焼き器は、関西型であれば10.5cm前後がおすすめです。(※卵3個であれば12cmをおすすめします)
材料 | 分量 |
---|---|
卵 | 2個 |
砂糖 | 小さじ2 |
酒(または水) | 小さじ2 |
ヨーグルト | 小さじ2 |
醤油 | 小さじ2/3 |
サラダ油 | 適量 |
- 卵3個の場合は、砂糖、日本酒、ヨーグルトを各大さじ1、醤油を小さじ1です。
- 酒のアルコールは確実に残りますので、微量でもアルコールが気になる場合には「酒→水」に変えてください。
ヨーグルト卵焼きの作り方は?
STEP.1
すべての材料を混ぜます
すべての材料(卵、砂糖、酒、ヨーグルト、醤油)を混ぜます。卵白を切るように混ぜ合わせることがポイントです。混ぜ加減に関しては好みにより異なります。
STEP.2
焼いていきます
卵焼き器を使って焼いていきます。高温で焼いた方がふっくら仕上がりますが、慣れるまでは弱めの火加減で練習することをおすすめします。なお、フッ素樹脂加工の卵焼き器は高温に熱するとフッ素樹脂を傷めますので注意してください。
STEP.3
粗熱が取れてから切ります
焼き上がりましたらバットなどに乗せて冷まします。粗熱が取れてからカットすれば断面がきれいになります。
【まとめ】ヨーグルト卵焼きの作り方は?
卵焼きはヨーグルトを加えることでふっくらします。また、卵臭さも緩和されますので比較的に安い卵でも美味しい卵焼きが作れます。ヨーグルトには酵素が含まれていますので、ヨーグルトを混ぜた卵液を長時間置いておくと卵焼きを巻きにくくなる可能性がありますので注意してください。