梅種醤油の作り方を説明します。
梅種醤油は、梅干しの種を醤油に漬けてつくります。梅肉醤油は裏ごしした梅肉を醤油でのばして作りますが、梅種醤油は梅肉のついた梅干しの種を醤油に漬けておくだけです。梅干しの風味が醤油に移った”梅醤油”として利用できます。
刺身や焼き魚のほか、肉料理との相性も抜群です。
この香り醤油、シンプルですが馬鹿にはできません。梅干しの酸味と風味は多くの料理に対してプラスに作用します。酸味は五味の一役を担っていますので味付けに奥行きが出やすくなります。
梅種醤油の材料は?
梅種醤油の材料はシンプルです。
醤油に梅干しの種を浸けておくだけですので、昔ながらの梅干し(塩分濃度18~20%)の種とお好みの醤油があれば作れます。わざわざつくる調味料というよりは、梅干しの種についている梅肉の有効的な利用法です。
保存容器は、酸に強いガラスや琺瑯がおすすめです。
材料 | 分量 |
---|---|
梅干しの種 | 適量 |
醤油 | 適量 |
梅種醤油の作り方は?
ガラスや琺瑯の保存容器に、梅干しの種と醤油を注ぎます。容器にはそのまま使えるドレッシングボトルなどがおすすめです。特にこだわりがなければ市販ドレッシング(リケンなど)の空容器が使いやすいかと思います。
梅干しの種を醤油に漬けたら、一晩ほど寝かせてから使い始めます。梅醤油(梅種醤油)は幅広く使える万能調味料ですので、いろいろと試してみることをおすすめします。
梅干しの種は、種についていた梅肉がなくなるくらいのタイミングで取り出します。入れたままにしておいても害はありませんが(醤油を継ぎ足す度に)徐々に香りは弱くなっていきます。
定期的に新しい梅干しの種を加えていきます。たとえば料理で梅肉を使った場合、その際に出た梅干しの種は梅種醤油の容器に入れるようにします。梅干しと醤油はどちらも保存性に優れた食材ですので、しばらくは継ぎ足ししても問題はありません。
【まとめ】梅種醤油の作り方は?
梅醤油(梅種醤油)は、梅干しの種に醤油を注ぐだけで作れます。もし、梅肉を取った後の梅干しの種が残った際には試してみることをおすすめします。梅種醤油の有する想像以上の汎用性の高さに驚くはずです。