お弁当用の味噌汁の作り方を説明します。
お弁当には味噌汁がついていると嬉しいものです。味噌汁がついているだけで、お弁当の満足度は格段に高いものになります。しかし、面倒ですのでインスタントで済ませている人は少なくありません。
また、スープジャーの使い方にはコツがあります。間違った使い方をしてしまうと「食中毒のリスクが高まる」ことにもなりかねませんので注意が必要です。
今回は、私の作り方を紹介します。
味噌汁の材料は?
味噌汁の材料はシンプルです。
新たに用意するのは「お麩」や「わかめ(塩蔵または乾燥)」などの保存できる食材くらいなものです。残りの材料にはお弁当づくりで生じる残り物(食材の端材)を利用していくことになります。
味噌汁づくりは、食材を余らせないためにも役立ちます。
材料 | 分量 |
---|---|
だし入り味噌 | 20g |
水 | 250ml |
メイン食材 | お弁当づくりの端材を適量 |
トッピング食材 | お麩やわかめなどを適量 |
- 300mlのスープジャーを想定します。
味噌汁の作り方は?
スープジャーはお湯を入れて温めておきます。寝起きにお茶やコーヒーを飲むのであれば残ったお湯を入れてもいいですし、お弁当の調理中に生じる下茹でなどのお湯を入れてもOKです。
お弁当づくりの途中で生じる食材の端材を集めておきます。たとえば、玉ねぎは何と組み合わせてもおいしくなりますし、人参の皮や椎茸の軸を刻んだものでもOKです。変わったところでは肉の切れ端などを加えてもおいしくなります。
250mlの水に②の材料を加えてひと煮立ちさせます。根菜類を加えている場合であっても完全に火を通す必要はありません。スープジャーの温度を下げない程度にまで温まっていれば、保存中に火が通ります。
保温のためのお湯を捨て、だし入り味噌20gと③のスープを加えます。私は味噌を量りやすいためにこの順番にしていますが、ステップ③の最後に味噌を加えてひと煮立ちさせてからスープジャーに入れるとより温度が下がりにくくなります。
トッピング食材(お麩、乾燥わかめ、白ごまなど)を加えて蓋をしたら完成です。スープジャーは温度を下げないことがポイントになりますので、冬季は暖かい場所においたりポーチに入れたりして保管します。
- スープジャーは温度を下げないように使うことがポイントです。多くの微生物は55℃以上の温度域で増えることはできませんので「食べるタイミングまでに55℃を下回らないようにする」ことが安全にスープジャーを使うコツになります。
【まとめ】お弁当の味噌汁は?
お弁当用の味噌汁は、お弁当づくりのついでにつくることができます。ポイントは「自家製だし入り味噌を仕込んでおく」「食べるタイミングまで55℃以上をキープできるように温度管理をする」ことだけです。